
審美歯科(精密な被せ物の治療)
審美歯科(精密な被せ物の治療)
虫歯が大きくなり治療した後、その歯には詰め物や被せ物が入ります。
この被せ物はどれぐらいもつのでしょうか。
2008年 口腔衛生学会誌で金属の被せ物の平均生存期間は8.9年というデータが発表されました。
かなり短いです。
一方海外の文献などでは金属の被せ物の10年生存率が85%以上のデータがたくさんあります。
この違いはなんで生まれるのでしょうか。
私は被せ物の作製方法に違いがあるのではないかと思います。
理想的な作製方法(大学の教科書で学んだ古典的な方法で作製された被せ物)は手間はかかりますが、長持ちするという実感があります。
おそらく海外のデータなどはそのような理想的な被せ物の作製方法をされていることだと思います。
では日本ではどうか。
私が知る限り、健康保険の治療でこのような理想的な作製方法をしている医院は見たことがありません。
なぜ、健康保険の治療では理想的な方法ができないのか。
理想的な方法(古典的な方法)は手間がかかるため、健康保険内の金額では作製できないのです。
これは歯科医師を大変苦しめています。
理想的な医療を提供したいけどできないジレンマ。やる気を無くしてしまう歯科医師もいることでしょう。
一方患者さんも苦しみます。
長持ちしない被せ物が多いため、歯医者通いが止まらないのです。
私は一生もつ被せ物を作製したいと考えています。
歯の削り方、歯型の取り方、調整の仕方、こだわっていくべきです。
材料などもセラミックを用いるべきです。ですので、コストはかかります。
ですが、それに見合ったものが提供できます。
実際当院でセラミックの被せ物・詰め物をされた方は実感されていると思います。
噛み合わせもしっくりいき、清掃しやすいです。
プラークも付着しにくいため、舌でツルツルと感じることができるでしょう。
歯を長持ちさせたいのであれば、必須だと思います。