歯周組織再生療法2(歯周病治療)|長居公園通り とくだ歯科|長居駅前の歯科・歯医者

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歯周組織再生療法2(歯周病治療)|長居公園通り とくだ歯科|長居駅前の歯科・歯医者

歯周組織再生療法2(歯周病治療)

おはようございます。

長居公園通りとくだ歯科 院長の徳田です。

今日は歯周組織再生療法(歯周病治療)第二弾になります。

歯周組織再生療法は文字通り、歯周病で壊れた歯周組織を再生させる治療になります。

外科手術になります。

私個人として、すごく力を入れている治療になります。

今回の症例は健康保険内の治療になります。

症例を提示します。

46歳女性。歯がぐらつくことを主訴に来院されました。

歯科医院には定期的に通われ、メインテナンスを受けていたそうですが、排膿を繰り返し、歯を抜くしかないと言われていたそうです。

初診時のレントゲン写真です。

赤い矢印の部分(右下小臼歯遠心部)で骨が吸収し無くなっています。

歯周ポケットは10mmで排膿が認められました。

患者さんが「なんとか歯を抜かずに残して欲しい。」とおっしゃっていましたので、歯周組織再生療法(吸収してしまった骨を再生させる治療)を提案させていただきました。

しかし、外科的な治療は受けたくないということでしたので、歯周基本治療(https://nagai-tokuda-dc.com/blog/歯周病治療%E3%80%801(歯周初期治療)%E3%80%80/)のみ行い、経過観察しておりました。

しかし半年後、歯がかなり揺れてきたと連絡があり、来院されました。

レントゲン撮影してみると、

歯周病が進行し、歯の周りの骨がさらに無くなっているのがわかりました。

歯の神経も死んでいました。

患者さんはこの段階で歯周組織再生療法をしたいとおっしゃいました。

かなり骨が減っており、チャレンジングな症例です。

まず、歯の神経の治療をします。(歯の中の死んだ神経を取ります。)https://nagai-tokuda-dc.com/blog/根管治療(歯の神経をとる)%E3%80%801/

処置後のレントゲン写真です。

この後、歯周組織再生療法を行いました。

術前の写真です。

歯茎を切開し、歯石、プラーク、肉芽組織をとり除いた写真になります。

その後、歯周組織再生のお薬(リグロス)を入れます。

そして縫合します。

術後のレントゲンをお示しします。

だんだんレントゲンで骨ができてきたことがわかります。

さらに時間が経つと、

1年半ぐらい経つと、かなり骨が再生されてきました。

歯周ポケットは6mmぐらい(健康な歯は4mm以下)ですが、歯の動揺は改善し、なんとか歯は残っています。

かなりチャレンジングな症例でした。

本来はこのように歯周病が進行する前に治療したいところです。その方が治療の成功率が高くなります。

歯周病でお困りの方は、是非ご連絡ください。

どうぞよろしくお願いします。

 

長居公園通りとくだ歯科

院長 徳田