歯周初期治療(歯周病治療)
- 2022年9月30日
- 歯周病治療
おはようございます。
長居公園通りとくだ歯科 院長の徳田です。
先日のブログで一番得意な治療は入れ歯治療と申しましたが、私が2番目に力を入れている治療が歯周病治療になります。
そして本日は歯周病の治療のファーストステップである、歯周初期治療についてお話しさせていただきます。
歯周病とは歯茎が腫れ、進行すると歯を支える骨が溶けて、歯がぐらぐらして抜けてしまう病気です。
好発年齢は40代から50代になります。
歯周病の原因は歯の周りのプラーク(細菌)です。
さらにプラークだけでなく、宿主の抵抗性(体が歯周病菌に対して抵抗する力)が関係します。
つまり、プラークの除去も大切なのですが、それ以上に宿主の抵抗性を上げることが大切なのです。
具体的には禁煙、糖尿病のコントロールになります。
ですので、
歯周初期治療とは
①歯周病の検査(レントゲン、口腔内写真、歯周ポケット検査、虫歯のチェック、不良な被せ物のチェック、噛み合わせのチェック)
②禁煙指導
③糖尿病のコントロールができてない方は内科へ紹介
④ブラッシングの見直し
⑤歯石、プラークの除去
になります。
再評価後、まだ歯周病の症状が続いている場合は歯周外科処置(歯周組織再生療法)などの治療に移っていきます。
もし、歯周病かもしれないと不安に思われる方は、思い切って歯科医院を受診してください。
長居公園通りとくだ歯科
院長 徳田