前歯の治療(セラミック治療・審美歯科)
- 2022年10月15日
- セラミック治療(審美歯科)
長居公園通りとくだ歯科 院長の徳田です。
今日は前歯の被せ物の治療の紹介です。
患者様は前歯の差し歯が取れたということで、当院に来院されました。
問題点は前歯の差し歯がとれているだけでなく、残っている歯の量が少ないことです。
歯が歯茎に埋もれているような(口蓋側の健全歯質が歯肉縁下)状態です。
この状態で差し歯を作り直すと、すぐ取れてしまう差し歯になってしまいます。
歯茎よりも1.5-2mmぐらい歯が見えていないと(健全歯質が歯肉縁上に1.5-2mmないと)
被せ物は外れやすくなります。
ではどうすれば良いのか。
矯正治療を使い、歯を引っ張り出していきます。
ちょっとわかりにくいですが、前から見たらわからないように裏側にワイヤーを添わせて歯を引っ張り出していきます。
このように引っ張ると、歯だけ下がってくるのではなく、歯の周りの歯茎や骨も一緒に下がってきます。
ですので、最後に歯茎を切り、骨を削ります。
こんな感じでします。
歯茎が治癒した後に被せ物を作成します。
このように被せ物を作ると、長く壊れない被せ物が出来上がります。
差し歯がよく外れるという方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。
どうぞよろしくお願いします。
長居公園通りとくだ歯科
院長 徳田